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マスターの独り言

<< どうしましょ(後編) 自転車に乗って(前編) >>
 転んじゃいました(中編)
【2005/10/09(日)】
<「自転車に乗って」の続き>

−−−−−−−−−−−−−

その日はお店が定休日で、保育園では遠足があった。

遠足から帰ってきた娘達と妻、私の4人で、車で10分程のところにある洲原公園へ散歩に出掛けた。

洲原公園は愛知教育大学のすぐ隣にあり、中心の洲原池を囲んで1周3km程のアスファルトの散策路がある。福祉施設やデイキャンプ場、2箇所に遊具もあり、休日平日を問わず多くの人に利用されている。

4つある駐車場の内、南側にある一番小さな駐車場に車を止め、子供たちの自転車をおろして歩き始める。徒歩の私と妻の前を子供たちがすいすいと自転車を漕いでいる。

後ろから見る姿は、つい最近自転車に乗れるようになったとは思えない程、様になっているが、余所見をしてふらつくところが少々危なっかしい。心配なのは補助輪付きの自転車にそれほど乗っていなかったので、ブレーキを掛けることが反射的に出来ないこと。止まる時も足で止めたりするので、

「ブレーキ、ブレーキ」

と度々言ってあげなければならない。

ちなみに、この洲原公園は子供たちが保育園に通う前のまだバーブーの頃、生活リズムが大きく狂ってしまった際に、よく夜中に散歩しに来たものである。

夜中の11時過ぎに公園に響く「きゃっきゃっ」という子供たちの声は、さぞかし不気味だった事と思う(汗)

−−−−−−−−−−−−−

そんな昔の事を思いながらも散歩を続け、遊具のある所まで来た。

比較的新しいアスレチック系の遊具で、大人が遊んでも結構楽しい。

子供たちを遊ばせておいて妻とたわいない会話をする。

「自転車上手になったね。殆ど乗ったことがなかったのに」

「この分なら皆でサイクリングにいけるかも。その前にヘルメットとか買ってあげなくちゃ」

「そうだねー。楽しみ」

−−−−−−−−−−−−−

1時間ほど遊んだ後、少し日も陰って来たので帰ることにする。

「どうする?せっかくだから一周して帰ろうか?」

「うん、そうしよ」

子供たちを呼び寄せ再び歩き始める。

遊具の場所から少し道を登ると交差路に出る。まっすぐ行くと福祉会館のある駐車場。右に向かうと元来た道へ戻る。池を一周するには左へ向かい50m程の坂道を下りる。

「どっちー?」

先に到着した子供たちが尋ねる。

「ひだりー。坂道だからブレーキを掛けながら気をつけていくんだよ。ちょっと待っててねー」

林の中の下り坂はそこそこ傾斜がある。急坂と云うほどでもないが、そのまま行けばかなりスピードが乗る。

「じゃあ、一人ずつ行ってね。ちゃんとブレーキを掛けながらゆっくり降りるんだよ。いい?」

「うん。分かった!」

二人に追いついて説明をする。

「じゃあ、Sちゃん(姉)から行って。ブレーキを掛けながらゆっくりだよ!!」

まずは双子の姉が坂道を下りていく。

「ブレーキ、ブレーキ」

と声を掛けておく。ちょっとスピードが出ているけど、なかなか順調。

姉が半分ほどまで下りた頃、妹も坂道を下り始める。

姉の方は下り坂も終わりに近づき安心したのだろう、ブレーキを離したようで、ぐんぐん加速して行く。それを追う妹もきちんとブレーキを掛けていないのか、あるいは競争意欲が沸いたのか、私の予想以上にスピードが出ている。

「ブレーキ!!ブレーーキ!!!」

嫌な感じがし、大声で呼びかける。自然と体が前のめりになる。

「ひゅうーー!!」

坂道を下り切った姉が歓声を上げ、得意げにハンドルを揺らす。
それを真似たのか、あるいは自然にハンドルがぶれたのか、半分ほどまで下りていた妹もハンドルを揺らし始めた。

「馬鹿!!!ブレーーーーキ!!!!」

怒鳴り声を上げて走り始める。

左右に揺れたハンドルは急激に振幅を増し、あっと言う間に回復不能な状態に陥る。ついにハンドルがロックし、つんのめるように転んでしまった!!
この間、1秒も無い。

反射的に走り出していた私の胸ポケットから携帯が落ち、私の後ろでカラカラと乾いた音を立てながらアスファルトの坂道を滑り落ちて行く。

わずか20メートル程の距離が、長い。

揺れる視界の端で坂道を下り切った姉が無事に止まっている姿を確認する。半呼吸ほどおいて、転んだ妹が火がついたように泣き始めた。

「馬鹿!!調子に乗るからだ!!!」

駆け寄ると同時に抱き上げた私の口から、つい、怒声が出る。すぐさま抱き上げたのは、自転車に被さるように転んだ時の様子から脳震盪を起こすような転び方では無いと判断していたからだ。

しかし、地面はアスファルト。顔の傷が心配である。恐らくは酷い擦過傷になっているのでは...。

「うわぁぁーん!!ごめんなしゃい、ごめんなしゃい」

私が怒鳴ったせいか、あるいは反省しているのか、抱っこされながら激しく泣きじゃくり何度もごめんなさいを繰り返す。

傷が怖くて顔が見れない。子供の頃はしょっちゅう怪我をしていて、自分の傷ならば「おー、骨が見えてる」という私が、である。

しっかり抱きしめながらすぐさま踵を返して歩き出し、駐車場へと向かう。救急車を呼ぶような怪我では無いはず。それに車には救急キットが常備してある。

途中、落ちていた携帯を拾う。自転車に乗った姉と、妹の自転車を押している妻が後ろから続く。

−−−−−−−−−−−−−

怒りが収まらない。

基本的に娘達は慎重な性格なのだが、一度出来てしまうとすぐに調子に乗る傾向がある。また、双子であるために互いに対するライバル心が強く、何かとエスカレートしやすいのだ。

怒りの矛先は調子に乗り声が届かなかった娘達に、その性格を知っていながら油断してしまった自分に、である。
ヘルメットなどの購入を先延ばしにしていたこともある。

(但し、今回の件に関してのみ言えば、一般的な半ヘルを被っていたのならむしろ都合の悪い怪我をしていた可能性の方が高い)

例え、二人が無事に坂道を下り切っていたとしても、間違いなく私は二人を怒っていただろう。

「血が目に入りそう・・・」

無言のまま早足で歩く私に、妻が後ろから声をかける。

「拭いてあげないと・・・」

デイキャンプ場のテーブルに妹を座らせ、顔を見る。額の右側が1cmほどの長さでパックリと裂け、流れ出た血が眉毛の上に溜まっていた。想像していた擦過傷とは違う。これならば、例え傷が残ったとしても前髪に隠れてさほど目立たなくなるだろう。少し安堵する。

ウエストバッグから携帯お絞りを取り出し、傷口の周りの血を拭う。傷はアスファルトにぶつけた際に裂けた感じで、小さな目のように3〜5mm程開いていた。

「病院に行って、縫ってもらわなければ駄目だ」

まだ、怒りの収まらない私は、吐き捨てるように呟いた。

「やだー、お医者さんやだー。痛いの、いやあーーー」

と、激しく泣き叫ぶ妹。

「しょうがないだろ!お医者さんに診てもらわなくちゃ!」

「ごめんなしゃい、ごめんなしゃい、うう、お医者さんいやー。痛いのやだー」

涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、何度も「ごめんなさい」と「お医者さんいや」を繰り返す。

「・・・・・」

いずれにせよ、今は車へ向かうしかない。再び妹を抱っこして歩き始める。
後に続く姉も

「Nちゃん、かわいそう・・・」

と、泣いている。

耳元でリフレインする妹の言葉を聞きながら思案を巡らす。

確かに傷自体は縫ってもらうような代物だ。しかし、恐らくは縫っても傷が残る。体の成長が早い時期故に、場合によっては引きつったような傷痕になるかも知れない。

更に、これ以上痛い思いや怖い思いをさせるのは・・・。

いっその事・・・。

−−−−−−−−−−−−−

駐車場に着き、ワゴンのゲートを開けて妹を座らせ、すぐさま救急キットを取り出す。先日チェックした時に、消毒液のキャップが開いていて空になっていたのに補充していなかった事を少し後悔する。仕方なく車に常備してあるミネラルウォーターで傷口を洗浄する。

「お医者さん、やだ・・・」

まだ泣き止まない妹の口から、繰り返しこの言葉が出る。

額の傷は周りがこぶのように腫れまだ出血しているが、幸いにも他には傷らしきものが見当たらない。あれだけ激しく転んだのに驚きである。手足や鎖骨、頸、胸やお腹もチェックするが、どこにも異常はないようである。

念のためライトを取り出し目の状態を診る。涙が止まらず、まともに目を開けることが出来ないのをなんとか宥めすかし、瞳孔の開き具合や反応、視線の定まり方をチェックする。異常は、なさそう。

言葉もはっきりしてるし、きちんと姿勢を保つこともできる。舌足らずなのはいつもの事。

『よし、これならば・・・』

心を決めて話しかける。

「Nちゃん・・・おでこの傷、痕が残っちゃうかも知れないけど・・・いい?」

「うん、うん、いい。お医者さん、いや・・・」

何やらお医者さんに行かなくても済みそうな気配を察したのか、頻りと頷く。

「じゃあ、お医者さん、行かなくてもいいから、もし、頭が痛くなったり、気持ち悪くなったりしたら、ちゃーんと、パパとママに教えてね」

「うん、わかった!!もう、痛くないもん!」

ようやく笑みが戻った。

隣で心配そうにしている妻に話しかける。

「取り敢えず骨折もなさそうだし、頭も大丈夫みたい。縫っても傷は残るだろうし、これ以上怖い思いをさせるのもかわいそうだと思う」

と、私。

「そうだね、じゃあ・・・」

「うん、『あの手』で行こうと思う。ただ、傷が傷だけに綺麗に直る見込みはあまり無いけど、多分殆ど目立たなくはなるとは思う。それでいい?」

念の為、妻にも確認を取る。

「うん、わたしもその方が良いと思う」

「じゃあ、そうしよう。ちょっとくらい傷が残るのは仕方ないね。むしろこの程度で済んで良かったと思おう。まあ、(スタッフの)Yちゃんなんかも目頭辺りに傷があるし」

「え?そうなの?知らなかった」

「確か、KちゃんやIちゃんもあったと思う。皆何だかんだいって、結構顔に怪我してるんだよね。
ちなみにYちゃんは、ケンケンしてて転んで、テレビ台の角にぶつけて、ざっくり切ったんだって」

「ケンケン??」

「そ、ケンケン・・・」

ともかく妻の承諾も得て、医者には連れていかずに『あの手』で行くことに決まった。

<・・・続く・・・>
最終更新日:----/--/--(-)
Posted by マスター

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